(3)ベルリンの歪みを狙え
先進国の残されたアービトラージエリアといえるベルリンの平均地価は中心地ミッテ区において、
2006年→2220ユーロ/㎡
2012年→3450ユーロ/㎡
2014年→3646ユーロ/㎡
これを坪単価に直すとわかりやすいかと思うが、
2014年→12052ユーロ/坪
2016年12月4日時点の為替レート1ユーロ=119円で計算をすると約143万円/坪となる。
東京の港区の2014年のマンション取得単価→約坪310万円である。いかに地価が低いのかがわかるかと思う。
2014年のパリ4区の平均値11000ユーロ/㎡は431万円/坪程度である。ミッテ区の安さは特筆ものだとわかるであろう。ただし、ミッテ区の地価平均値は前述のとおりだが、
ミッテ区の中心地→6000~10000ユーロ/㎡を超える物件が出てきている。
以前ほどの割安感は薄れつつある。この地価の割安感からくるキャピタル・ゲインは早晩なくなってしまいかねず、ベルリン不動産の買い時はユーロ安のまさにいま、早ければ早いほど良いということになる。