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  • 【セミナー開催報告】ベルリン不動産がいま熱い!ベルリン不動産投資・移住セミナー

    【セミナー開催報告】ベルリン不動産がいま熱い!ベルリン不動産投資・移住セミナー

    開催概要

    セミナータイトル:ベルリン不動産がいま熱い!ベルリン不動産投資・移住セミナー

    セミナーの様子
    セミナーの様子

     

    日時:2018年3月28日 (水) 19:00-21:00

    場所:株式会社ウィンドゲート (東京都渋谷区渋谷1-9-1)

    内容:

    ご挨拶◆会社事業、スタッフ陣紹介
    第1部◆ベルリン不動産の魅力 (株式会社ウィンドゲート・WINDGATE GERMANY 講演)
    第2部◆不動産購入者によるゲストスピーチ
    第3部◆座談会、フリートーク

    講師紹介:

    【尾嵜豪■株式会社ウィンドゲート代表取締役】

    明治大学政治経済学部卒業。大手ゼネコンでの勤務・経験を経て、業界最大手の芸能事務所にて不動産売買・賃貸・管理・コンサルティングの総責任者として、すべてを取り仕切る。独立後、株式会社ウィンドゲートを設立し、代表取締役に就任。ドイツの不動産の第一人者として多くのセミナーやフェアに登壇している。著書に『先進国不動産投資の本命登場 ドイツ・ベルリン』などがある。公認不動産コンサルティングマスター、宅地建物取引士、ビル経営管理士、ファイナンシャルプランナー。

    【ベンジャミン・グロース■WINDGATE GERMANY代表】

    ベルリン生まれ。 John-F.-Kennedy International HighSchool。ロンドンのUNL大学卒業後、不動産業界にてライフスタイル・プランニング、不動産調査、インテリアデザイン等の業務に従事。 2011年より、株式会社ウィンドゲート取締役副社長、ドイツ・ベルリン支店長として不動産売買、投資アドバイス、仲介等に携わる。 日本滞在経験は10年以上で、ドイツ語に加えて日本語、英語もネイティブレベルで会話可能。また、ドイツでの豊富な業務経験に加え、最新の物件情報にも精通。


    【第1部】ベルリン不動産の魅力 (株式会社ウィンドゲート・WINDGATE GERMANY 講演)

    この日は多くのお客様が「ベルリン」「ドイツ」「不動産投資」「移住」など様々なキーワードから本セミナーにご興味をお持ちいただき、会場まで足を運んでくださいました。「国内で不動産投資をしているけど、海外の事例はよく分からない…」「ベルリンってすごく素敵な街だと聞いたけど、実際にどんなところが魅力なんだろう?」そんな疑問にお答えするために、ベルリンの基本情報から海外不動産投資を取り巻く今日の環境、ベルリン不動産の魅力まで幅広くお話しさせていただきました。この日はベルリンからWINDGATE GERMANY代表のベンジャミン・グロースおよび現地スタッフの山本も来日し、ベルリンの今を最前線の現場からお伝えいたしました。日々刻々と進化を遂げるベルリン、しかしながら日本においてその状況は意外と知られていないもの。「いま、ベルリン不動産が熱い!」このメッセージを伝えるべく、以下5つのポイントをお話しさせていただきました。

    ①【安定した経済と美しい街並み】

    ヨーロッパ経済の盟主であり、先進国でも最も安定した経済のドイツの首都ベルリン。アルトバウの重厚なつくりと歴史を感じる街並みが魅力です。

    ②【キャピタルゲインのチャンス】

    歴史的背景から地価がまだ低く、高い経済成長によるキャピタルゲインの大きなチャンス。ウィンドゲートでは立地が良く地価上昇が期待できるベルリンの物件を中心に紹介しています。

    ③【安心の不動産投資先】

    ドイツは公信力があり安全な登記制度、高い断熱性能の建物や重厚で階高の高い内装の水準の高さ、勤勉な国民性、賃貸比率が高くとても低い空室率など、日本人が安心して購入できる不動産投資先といえます。

    ④【低い経年リスク】

    ドイツは建物の経年による価値下落リスクがなく、歴史ある中古物件の購入も魅力的です。

    ⑤【節税を通したメリット】

    今後数期にわたって税金を圧縮したい経営者や、高額所得サラリーマンにもメリットの大きい投資が可能です。
    – 築年数の古い石造りのアルトバウという物件が多く、7年間で減価償却を利用することが可能。事業者や法人は税の繰り延べ、個人の高収入給与所得者は節税が可能になります。

    ウィンドゲートは現地にオフィスがあり、日本人スタッフが駐在しております。安心の貸主代行業務で万全のサポートをご提供いたします。


    【第2部】不動産購入者によるゲストスピーチ

    第2部では、実際にウィンドゲートにご相談を頂き、ベルリンの不動産を購入されたお客様によるゲストスピーチが行われました。(2018年1月10日に開催したセミナーにお越しくださったベルリン在住のwasabiさんが、以前このお客様へのインタビュー記事をまとめてくださいました。そちらも併せてご覧ください。)

    まだまだ知られていないベルリンの不動産事情、実際に購入に至った経緯やベルリンという街との出会いについて、他のお客様からのご質問にもお答えいただきながらお話をいただきました。今回は日本のウィンドゲート、ベルリンのWINDGATE GERMANY、そして購入されたお客様という三者が揃っておりましたので、具体的な購入の流れやその後の諸手続きの流れなど細部までお話が広がっていきました。


    【次回セミナーのご案内】

    みなさまのお越しを心よりお待ちしております。

    ①ドイツ・ベルリン不動産の魅力!ミニ無料セミナー開催(4/24, 5/16, 5/28, 6/14)

    ウィンドゲート・ドイツ不動産新企画としまして、テーマ別ミニセミナーを開催します。もちろん概要や魅力・物件情報も毎回織込んでいますので、1回だけの参加も大丈夫です。是非、お気軽にお越しください!

    ★★★ご予約はこちらから★★★

    ■開催日時および内容■
    第1回:2018年4月24日(火)19:00~19:45(キャピタルゲインの魅力)
    第2回:2018年5月16日(水)19:00~19:45(減価償却&相続税対策)
    第3回:2018年5月28日(月)19:00~19:45(ベルリンの都市としての魅力)
    第4回:2018年6月14日(木)19:00~19:45(ウィンドゲートおすすめ物件)

    ■会場・連絡先■

    株式会社ウィンドゲート本社内 セミナー会場 (18:45より受付開始)
    東京都渋谷区渋谷1-9-1渋谷ビジネス会館1階
    TEL:03-6418-6666

    ■講師■

    尾嵜豪 株式会社ウィンドゲート代表取締役


    ②大阪初開催!「先進国不動産投資の時代・ベルリン不動産」の魅力

    ついに大阪で初開催!ドイツ・ベルリン不動産投資&移住セミナー。ドイツ不動産のウィンドゲートがベルリン不動産の魅力と投資不動産・居住用不動産を紹介します。

    ★★★ご予約はこちらから★★★

    ■開催日時および内容■

    2018年6月22日(金)15:15~16:30

    ■会場・連絡先■

    アットビジネスセンター大阪梅田(西梅田MIDビル)
    大阪市北区曽根崎新地2-2-16 西梅田MIDビル706号室

    「西梅田」駅,「北新地」駅 徒歩1分、大阪駅徒歩6分

    TEL:03-6418-6666 (株式会社ウィンドゲート本社(東京)電話番号)※会場への直接のお問い合わせはご遠慮ください

    ■講師■
    尾嵜豪 株式会社ウィンドゲート代表取締役

     

  • 次回セミナーのご案内

    次回セミナーのご案内

    4月からもウィンドゲートではセミナーが盛りだくさん!みなさまのご参加を心よりお待ちしております。


    ①ドイツ・ベルリン不動産の魅力!ミニ無料セミナー開催(4/24, 5/16, 5/28, 6/14)

    ウィンドゲート・ドイツ不動産新企画としまして、テーマ別ミニセミナーを開催します。もちろん概要や魅力・物件情報も毎回織込んでいますので、1回だけの参加も大丈夫です。是非、お気軽にお越しください!

    ★★★ご予約はこちらから★★★

    ■開催日時および内容■
    第1回:2018年4月24日(火)19:00~19:45(キャピタルゲインの魅力)
    第2回:2018年5月16日(水)19:00~19:45(減価償却&相続税対策)
    第3回:2018年5月28日(月)19:00~19:45(ベルリンの都市としての魅力)
    第4回:2018年6月14日(木)19:00~19:45(ウィンドゲートおすすめ物件)

    ■会場・連絡先■

    株式会社ウィンドゲート本社内 セミナー会場 (18:45より受付開始)
    東京都渋谷区渋谷1-9-1渋谷ビジネス会館1階
    TEL:03-6418-6666

    ■講師■

    尾嵜豪 株式会社ウィンドゲート代表取締役


    ②大阪初開催!「先進国不動産投資の時代・ベルリン不動産」の魅力

    ついに大阪で初開催!ドイツ・ベルリン不動産投資&移住セミナー。ドイツ不動産のウィンドゲートがベルリン不動産の魅力と投資不動産・居住用不動産を紹介します。

    ★★★ご予約はこちらから★★★

    ■開催日時および内容■

    2018年6月22日(金)15:15~16:30

    ■会場・連絡先■

    アットビジネスセンター大阪梅田(西梅田MIDビル)
    大阪市北区曽根崎新地2-2-16 西梅田MIDビル706号室

    「西梅田」駅,「北新地」駅 徒歩1分、大阪駅徒歩6分

    TEL:03-6418-6666 (株式会社ウィンドゲート本社(東京)電話番号)※会場への直接のお問い合わせはご遠慮ください

    ■講師■
    尾嵜豪 株式会社ウィンドゲート代表取締役

  • 不法占拠からみるベルリンの歴史

    不法占拠からみるベルリンの歴史

    近現代世界史における中心的な舞台となってきたベルリン、その歴史を語っていくうえで多くの人が「ベルリンの壁」や「東西冷戦」「第一次・二次世界大戦」といったキーワードを頭に浮かべるだろう。このような大きなトピックに付随して、「不法占拠」という歴史があることをご存じだろうか。

    【背景①】ベルリンの戦災復興と住宅

    弊社ブログで何度もお伝えしてきたように、ベルリンは20世紀に5度の国家体制崩壊を経験するなど、度重なる革命と戦争による激しい破壊・更新を繰り返してきた街だ。この歴史のなかで人口の増減も激しく、ベルリンを取り巻く住宅事情は都市計画の主眼であった。19世紀末から20世紀初頭にかけて、ベルリンで投機的に建設された賃貸兵舎 (Mietskaserne)は当時の都市住宅問題の元凶と言われており、道路全面の住棟だけでなく、奥行きの深い敷地にあって、中庭を食いつぶすように裏屋・バラック(Hinterhaus)が建設されていったため、高密度で不衛生な環境となっていた。

    賃貸兵舎(Mietskaserne)建設の様子(徐々に中庭(Hof)が小さくなっているのがわかる) 出典:Auguststrasse より
    賃貸兵舎(Mietskaserne)室内の様子 出典:Augststrasseより

    第二次世界大戦後、ベルリンは西と東2つの勢力による別々の都市復興計画がなされていった。西ベルリンでは、住宅事情の改善を目指す社会運動と近代建築の運動が相まって、1987年には国際建築展 (IBA)などの動きがおこり、緑地とオープンスペースのデザインが重視される一方で、東ベルリンでは体制誇示的で無機質な高層の社会主義住宅が建設されていった。

    【背景②】東西分裂・統一と不法占拠

    老朽化し低廉化した賃貸兵舎は、西ベルリンのインナーシティーにおいて、芸術家、社会・政治運動家、パンク、アナキストなどのアウトサイダーを招き寄せる場となり、東ベルリンにおいては国家体制に反発する運動の拠点となった。東西統一後は、ベルリン全体で空き家・空き地を占拠するスクウォッティングが最盛期に突入し、開発や投機に対する反発があちこちで起こった放っておけば行政や大規模な資本による開発が行われるベルリンにおいて、このような反発は、自由な都市空間を獲得しようとする人々の熱意が現れたものであった。結果このような不法占拠は一部是正されたものもあるが、街の価値を長期的に高めるものとして政府・行政が追認したものも多くあり、この動きは“合法的不法占拠”と名付けられるまでになった。


    不法占拠に対する社会的関心

    不法占拠の歴史的経緯、活動に対するドイツやベルリンの社会的理解・関心は深く、不法占拠という言わば”文化”とも認識されている行為の歴史を記録・保存するムーブメントの潮流が存在する。その一例として、”BERLIN BESETZT“というWebサイトをご紹介したい。

    このWebサイトではベルリンで起こった(または現在進行形で起こっている)不法占拠の過程を時系列に地図上へプロットしている。

    BERLIN BESETZT“の概観

    下のアンダーバーを動かすことにより、どの時代にどこで不法占拠が行われていたかを視覚的に分かりやすく見ることができる。ひとつひとつの建物をクリックすると詳細な住所と不法占拠された年が分かり、史料が残っていれば当時不法占拠にあたり配布されていたチラシなどを閲覧することができる。

    プレンツラウアー地区のシェーンハウザー通り20/21番地の不法占拠にて配られていたチラシ

    以上のことから、不法占拠という行為がベルリンの街に影響をもたらし、歴史を形作っていることがお分かりいただけただろう。一般的な感覚からすれば、ネガティブなイメージが大きい不法占拠。しかしながら、ベルリンにおける賃貸兵舎を中心とした不法占拠は、自由な都市空間を求めるベルリンの人々によるインフォーマルな復興の象徴であったとも言えるだろう。「合法的不法占拠」という現在の解釈に落とし込めば、民間主導・行政追従(支援)というベルリンの歴史の文脈にある「勝ち取る文化」が垣間見えてくる。

  • 物件価値が上昇し続けるベルリン

    物件価値が上昇し続けるベルリン

    <弊社ご紹介の物件事例1>

    2014年にベルリン Prenzlauer Bergの物件を購入

    ・建物は1950年代の中古物件、レンガ造りのアパート1室
    ・物件購入単価は€1,508/㎡
    ・⇒2018年3月時点売却予想価格は⇒@€3,600/㎡

    上記のように、約2.3倍の価格となっています。

    もちろん、特にこのエリアの上昇率が高かったこともありますが、ミッテの平均でも2014年から2017年で約35%の物件購入取得単価上昇となっています。
    これでも、ロンドン・パリ・ミュンヘンより平均地価の低いベルリンは、人口の今後の伸びを考慮すると、まだまだ上昇することが予想されています。

    減価償却も7年で、土地:建物比率が平均で30:70もあり、税金対策にも有効です。(相続税対策にもなります)

    そんな、ベルリン不動産はまだまだお勧めですね。

    <セミナー情報>

    ドイツ・ベルリン不動産の魅力!ミニセミナー(東京・渋谷)
    (1回だけの参加も大丈夫です)

    第1回:2018年4月24日(火)19:00~19:45(キャピタルゲインの魅力)
    第2回:2018年5月16日(水)19:00~19:45(減価償却&相続税対策)
    第3回:2018年5月28日(月)19:00~19:45(ベルリンの都市としての魅力)
    第4回:2018年6月14日(木)19:00~19:45(ウィンドゲートおすすめ物件)
    会場:株式会社ウィンドゲート本社内 セミナー会場 18:45受付
    住所:東京都渋谷区渋谷1-9-1渋谷ビジネス会館1階

    ドイツ・ベルリン不動産の魅力!大阪初開催セミナー(大阪・梅田)
    日時:2018年6月22日(金)15:15~16:30
    会場:アットビジネスセンター大阪梅田(西梅田MIDビル)
    住所:大阪市北区曽根崎新地2-2-16 西梅田MIDビル706号室

  • 【ドイツ語を学ぶみなさんへ】ゲーテ・ドイツ語検定試験B2デジタル版のテスト試験

    【ドイツ語を学ぶみなさんへ】ゲーテ・ドイツ語検定試験B2デジタル版のテスト試験

    ドイツ政府の外郭団体であるGoethe Institut(ゲーテ・インスティテュート)が4/10,11の2日間、ゲーテ・ドイツ語検定試験B2デジタル版のテスト試験を日本で行うそうだ。このテストは正式な試験結果とはみなされないが、いくつか特典があるようだ。

    詳細についてはこちらから確認を。

  • ベルリン不動産購入者へのインタビュー【記事紹介】

    ベルリン不動産購入者へのインタビュー【記事紹介】

    2018年1月10日(水)に開催された「~ベルリン・その街の魅力~人気ブロガーwasabiさんをお招きしてのベルリン不動産セミナー」はたくさんのお客様にご来場いただきました。(当日の様子をまとめたブログ記事はこちらからご覧いただけます)

    この日は、実際にベルリン不動産を購入されたお二方へのインタビューがwasabiさんにより行われました。
    インタビューにお答えいただいたのは教育関連にお勤めのAさんと、メーカー会社員のKさん
    「ベルリンの不動産ってどんな人が買うの?」「なぜベルリンの不動産に決めたの?」「手続きはどんな感じ?」そんな疑問にお二人が丁寧に答えてくださっています。
    まだまだ日本では認知度の低いベルリン。「不動産」という観点から魅力を探ってみてはいかがでしょうか。

    インタビューの様子はwasabiさんのHPからご覧いただけます。

    ↓↓↓↓↓↓↓↓↓

    WSBI『注目を集めるベルリン不動産|実際の購入者へインタビューしてみた

    ちなみに、次のセミナーではインタビューを受けたKさんのドイツ不動産購入体験記が聞けます。

    なんと4年前に購入した物件の価格相場が〇倍に!!凄い勢いで上昇していることがわかります。


    次回セミナーのお知らせ

    ウィンドゲート・ジャーマニー | ベルリン不動産について気になる方は是非お越しください。

    <「先進国不動産投資の時代・ベルリン不動産」の魅力・ベルリン不動産購入者の本音が聞ける貴重なセミナー>

    <セミナー内容>

    ドイツ・ベルリン不動産の魅力!ベンジャミン・グロース来日講演!
    ベルリン不動産購入者との座談会・セミナー後の懇親会もあり。

    日程:2018年3月28日(水)19:00~21:00
    会場:株式会社ウィンドゲート本社内 セミナー会場
    住所:東京都渋谷区渋谷1-9-1渋谷ビジネス会館1階
    TEL:03-6418-6666

  • ドイツ版流行語大賞で2017年を振り返る

    ドイツ版流行語大賞で2017年を振り返る

    毎年年末に発表される「流行語大賞」を楽しみにしている人は多いのではないか。1年間に生まれたたくさんの言葉のなかから、”軽妙に世相を衝いた表現とニュアンスをもって、広く大衆の目・口・耳をにぎわせた” 新語・流行語が毎年選ばれる。2017年は「インスタ映え」と「忖度(そんたく)」が年間大賞を受賞したことは記憶に新しい。(参考: 「現代用語の基礎知識」選 ユーキャン新語・流行語大賞

    ドイツでも日本と同じく “Das Wort des Jahres (今年の言葉)”が発表され、多くの人が1年間の社会の動きを振り返っている。ドイツ版流行語大賞はドイツ語協会 (GfdS: Gesellschaft für deutsche Sprache)が毎年発表しているもので、1971年からドイツの世相を追い続けてきた。今回は2017年ドイツにおける「今年の言葉」TOP3を紹介したい。

    ドイツ流行語大賞 (Das Wort des Jahres) 2017

    【第3位】 “#MeToo (私も)”

    今や世界的ムーブメントとなっている”#MeToo”。セクシャルハラスメントの被害者たちが団結し「私も」と声を挙げる際、SNSでのハッシュタグとして利用されている。有名ハリウッドプロデューサーによるハラスメントが女優・歌手などの告発から明るみになり、同じように性的被害に苦しむ世界中の女性たちの間で広まっていった。これはドイツ国内でも大きな議論を呼び、今や超多文化社会になりつつあるドイツで誰もが平等な権利を得られること、性別や年齢で差別されないことの「当たり前」について再度確認がなされた。

    【第2位】”Ehe für Alle (すべての人のための結婚)”

    2017年6月30日、ドイツにおいて同性結婚の合法化が議会で可決されたことがこの言葉を生み出した。同性結婚やLGBTのムーブメントも今や世界的なものとなっており、最近では11月15日にオーストラリアで同性結婚の是非を問う国民投票において賛成が反対を大きく上回ったというニュースも記憶に新しい。ドイツの首都ベルリンは世界の中でもLGBTカルチャーが根強く、毎年夏には大規模なゲイパレード、通称 “Christopher Street Day” が行われている。今回の合法化が決まってみれば、いわば当たり前の結果だったと言えるだろう。この合法化を巡りすべての人に「人生の生き様」が問われ、ドイツ国内では改めて生きることや自由・愛について見つめ直す機会となった。ベルリン市では早速「全ての人のための結婚に関する情報」と題したページを設けている。

    Ehe für Alle デモの様子
    ベルリン・ブランデンブルク州レズビアン・ゲイ協会によるベルリン市内行進の様子(2017年7月1日):協会HPより引用

     

    【第1位】”Jamaika-Aus (ジャマイカの終わり)”

    この言葉を見て「どういう意味だ?」「ジャマイカとどんな関係があるのだろう?」と思った人が多いだろう。この言葉はジャマイカと関係がある訳ではなく、ジャマイカの国旗の「色」に起因する。

    2017年9月24日に行われたドイツ連邦議会選挙のニュースは日本でも大きく報道された(参考:NHK NEWS WEB 『ドイツ連邦議会選挙2017』)。この選挙では、欧州全体でも話題となっている難民関連の問題や環境政策が大きな争点となっており、右派政党が大きく躍進した。メルケル首相が率いるキリスト教・民主社会同盟(CDU、イメージカラー:黒)はなんとか第一党の座を獲得したが、議席の半数を得るまでには至らなかった。そこで、自由民主党(FDP、イメージカラー:黄)と緑の党(Grünen、イメージカラー:緑)との連立政権を試みたか、11月にFDPがここから離脱。「黒・黄・緑」の連立がジャマイカの国旗の様だったが、連立政権は失敗に終わったのである。

     

    刻一刻と変化する世界情勢。そのなかでドイツも大きな選択を迫られている。特に、これまでの歴史がそうであったように、ベルリンはこれからも世界史における重要な舞台となりそうだ。

     

  • ドイツのサマータイムと人々の暮らし

    ドイツのサマータイムと人々の暮らし

    冬の厳しい寒さもピークが過ぎ、日中は暖かな日差しのなかで春の気配を感じられるようになってきた。日本ではこれから出会いと別れの季節「春」が始まるが、ドイツでは早速3月下旬からサマータイムが始まる。

    ベルリンで便利な周遊バス

     

    サマータイムとは

    日本にはない習慣、サマータイム。そもそもはどのような制度なのだろうか。

    環境省・経済産業省の資料によると、サマータイムは以下の様に説明されている。

    サマータイムは夏時間制度とも呼ばれ、昼間の明るい時間が長い期間(例えば4月~10月)、全国の時刻を標準
    時より1時間進める制度。この制度を導入することにより、起床・就寝時間、労働時間もこれまでどおりでありながら、明るい夕方の時間が1時間増えるためその時間を有効に活用できる。第1次大戦時から、イギリス等の欧米諸国で導入され始め、現在、世界の中高緯度諸国において導入されている。その総数は、70カ国以上で、OECD加盟29カ国中、日本、韓国、アイスランド(白夜になるため、サマータイムを導入する必要がない)以外の全ての国において実施されている。実施していないのは主として赤道直下のアジア、アフリカの諸国であり、日照時間の変化が少ないことが理由と考えられる。

    「サマータイム」という名前から、夏の一部期間での導入というイメージを持ちがちだが、ドイツにおける実際の導入期間は3月下旬から10月下旬までの約7か月とかなり長い期間だ。つまり1年の半分以上がサマータイムなのである。長い日照時間とサマータイムのもと、人々はどのような暮らしを送っているのだろうか?


    切り替えの瞬間に注意

    サマータイム導入の日は時計が1時間早く進むため、1時間早く行動しなければならない。携帯電話などの時計は自動的にサマータイムへ切り替えられるが、文字盤形式の腕時計などを見ながら行動してしまうとうっかり時間を誤ることがある。飛行機でこの日をまたいで移動している場合や、この日に誰かと待ち合わせしている場合は注意が必要だ。これに対し、サマータイム終了の日は時計が1時間戻る形になるため、朝は1時間多く眠ることができ、得したような気分だ。長年サマータイム制度のある国で生活していても混乱する場合があるため、ドイツを例にとるとこのようなホームページで動画付きの丁寧な説明がなされている。

    2018年のサマータイム開始・終了についての説明
    2018年のサマータイム開始・終了についての説明

    サマータイム中の生活

    長い日照時間の恩恵を受け、仕事が終わってもまだ外が明るい日が続くドイツ。夜遅くまで外のテラス席では夏の「明るい夜」を楽しむ人が多いようだ。大都市でありながら自然も豊かなベルリンでは、公園や湖で外の時間を過ごすのも気持ちがいい。日が昇っている時間の人間の活動時間が増えるという事は、経済的な効果も大きい。それはひとえにお金を使うということだけではなく、電気などのエネルギー消費量を抑えられるという意味でもある。真冬はお昼過ぎから暗くなり始めるため、その代わりに日照時間の長いこの期間を思い切り楽しもうという人々の熱意は並大抵のものではない。

    これに対し、サマータイムの生物学的な弊害も指摘されている。1時間とは言え、切り替えの当日は言わば「時差ボケ」のような状態に陥る。精神的にも肉体的にも混乱が生じ、ストレスが生じることにより労働に支障が出ることも指摘されている。また、人間だけでなく動物にも影響はあり、エサの提供時間の変化等により牛がストレスを受け、牛乳の生産量が低下するといったこともあるようだ。

    (参考情報:動画 ”Was bringt die Sommerzeit?|Gut zu wissen”)


    サマータイムという”文化”

    日照時間は季節感を感じる世界共通の指標だが、これにサマータイムという制度が加わることで、高緯度圏独自の「文化」が形成されていると言える。自然と共生し日々を有意義に過ごそうと生まれたこのシステム、日本人には馴染みがないかもしれないが、そこから生まれるライフスタイルには学ぶものも多いだろう。

  • 映画とベルリン・ポツダムのつながり「ベルリン国際映画祭」と「バーベルスベルク映画製作所」

    映画とベルリン・ポツダムのつながり「ベルリン国際映画祭」と「バーベルスベルク映画製作所」

    ベルリン国際映画祭が開催

    「2018年ベルリン国際映画祭」ポスター(公式Twitterより)

    2/15~25の10日間、世界三大映画祭のひとつである「ベルリン国際映画祭(Berlinale)」が開催された。エキサイティングでコスモポリタンな文化の中心地であるベルリン、その抜群な多様性のセンスはベルリンを「映画の街」としても特徴づける。公式HPによると、ベルリン国際映画祭でのチケット売り上げ枚数は33.4万枚を超え、127の国と地域から約21,000人の映画関係者、約3,700名の報道陣が集まるそう。期間中は世界中から集まった約400本の映画が紹介されていく。「文化・アートのメッカ、ベルリン」のパワーが映画を通し世界中に共鳴する10日間、日本にもその熱気は伝わってきている。


    映画とベルリンの関係性は?

    なぜこのように映画とベルリンが深い関係にあるのだろうか?その理由は、「黄金の20年代」と呼ばれる1920年代の文化開花にまでさかのぼる。

    1918年、ドイツ帝国の降伏をもって第一次世界大戦が幕を閉じた。これと同時に「ヴァイマール共和国(ドイツ共和国)」が誕生し、ベルリンでも新しい都市の姿が模索されるようになった。これを受け1920年「新しい都市自治体ベルリンの創設に関する法律」が発効され、「大ベルリン(Groß Berlin)」が成立した。これによりベルリンは、全20区・面積約900㎢(ロサンゼルスに次ぐ当時世界第2位)、総人口380万人(ロンドン、ニューヨークに次ぐ当時世界第3位)を擁する近代的大都市となったのである。この勢いと戦後のインフレーションを受けながら、ベルリンは「黄金の20年代(Golden 20’s)」と呼ばれる文化開花時代を迎えた。

    この時代は、ベルリンの経済復興に目を付け各国から集まった富裕層・文化人・芸術家たちがメインアクターとなり、映画館・キャバレー・高級商業施設がベルリン西部のツォー駅(Zoologischer Garten)やクルフュステンダム通りに軒を連ねたのである。ベルリンの市域が広がり、フリードリヒ通り(Friedrich Straße)やウンテル・デン・リンデン(Unter den Linden)に続く中心地が必要とされていたため、ツォー駅およびクーダム付近は副都心としての役割も担いながら、対外的・閉鎖的な「田舎のベルリン」というイメージを一新させる拠点となった。こうして「黄金の20年代」は開放的な文化の結節点として、世界を牽引するベルリンを生み出していったのであるベルリン国際映画祭は1951年に始まったものだが、西と東という対立軸が存在し始めた時代の中で、黄金の20年代から育ってきた西側の文化や芸術を東側へ誇示していきたいというメッセージがあったのではないかと考えられる。


    ポツダムも映画と縁が深い

    Studio Babelsberg外観http://wikimapia.org/1191576/Studio-Babelsberg
    Studio Babelsberg正門

    ベルリンの隣に位置するポツダムも、映画との縁がある。バーベルスベルク(Barbelsberg))にある映画製作所はその最たる例だ。ベルリンが映画を「観る」ことの聖地なら、ポツダムは映画を「撮る」ことの聖地と言えるだろう。バーベルスベルクスタジオは1912年に設立された世界最古にして最大の映画撮影スタジオであり、またヨーロッパのサービスプロバイダーを牽引する立場として様々な映画・映像・広告制作などに取り組んでいる。今日までの映画史はこのスタジオの歴史であると言っても過言ではなく、ここから日々名作が誕生しているのである。


    文化・芸術産業が街にもたらすもの

    ベルリン・ポツダムは度重なる破壊と更新を繰り返した世界史の中心的な場所である。そのような背景から、このエリアには地方分権の進むドイツにおいて長い間中心産業が育ってこなかった。旧東ドイツに位置しており、旧西ドイツの「強い工業」的特性を持つ州に対し戦後は圧倒的な差をつけられていた。しかしながら、このような歴史を辿ってきたからこそ、現在は映画のような文化・芸術産業がしっかりと地に根を張り、豊かに葉を付けるための土壌が育ってきたと言えるのではないだろうか。ドイツ全体に産業構造転換が起こり、ドイツ国内の様々な都市で代替産業が模索されているが、例えばベルリンやポツダムほど映画産業が根付く場所はないだろう。映画を作り、観るまでの環境が整っているベルリンとポツダムにおける益々の協働が期待される。

  • 在ドイツ邦人向けのフリーペーパー ”News Digest”に資産運用の豆知識を掲載

    在ドイツ邦人向けのフリーペーパー ”News Digest”に資産運用の豆知識を掲載

    在ドイツ邦人向けのフリーペーパー ”News Digest”にドイツでの資産運用に関する記事が掲載されました。

    http://www.newsdigest.de/newsde/features/9117-vermoegensverwaltung.html

    ニュースダイジェスト記事ド

     

  • ベルリンと東京は似ている?

    ベルリンと東京は似ている?

    2018年2月5日は「ベルリンの壁が存在した日数」と「ベルリンの壁が崩壊してからの日数」が同じ10316日という大きな節目の日である。これについては以前ブログで『壁崩壊から28年、ベルリンは今』というタイトルのもと詳しく綴ってある。

    遠く離れたドイツと日本。しかしながら「ベルリン」と「東京」という都市にスポットを当ててみると、「姉妹都市」という文脈からその類似性が見えてくる。


    ベルリンと東京は「姉妹都市」である。

    ベルリン市と東京都は1994年から姉妹都市の関係にある。(参考:東京都政策企画局)

    姉妹友好都市関係樹立にともなう共同宣言
    姉妹友好都市関係樹立にともなう共同宣言

    【姉妹都市締結のあゆみ】

    ・1985年  ベルリン日独センター開館

    1994: 締結

    ・1999-2000年 「ドイツにおける日本年」900件の事業

    ・2005-2006年 「日本におけるドイツ年」1600件の事業

    ・2011年  日独交流150周年

    2014年  締結20周年


    姉妹都市とは (予備知識)

    豊田哲也氏『姉妹都市提携の変容と展望』(国際教養大学アジア地域研究連携機構研究紀要 (2), 9-22, 2016)によると、姉妹都市提携の概念については確立されたものが存在するわけではなく、姉妹都市提携の活動はヨーロッパと米国で展開された平和活動が起源になっているそうである。しかしながら、戦争体験が遠のくにつれてその目的が「文化・教育交流」や「経済連携」へとシフトしている。

    また、土田雅裕氏『姉妹都市交流事業の展開構造の分析』(都市計画論文集 (24), p403-408, 1989-11)によると、姉妹都市提携に至る過程(=”提携のモチーフ”)として、都市相互の「類似性」や既存の「関係性・つながり」などがあると指摘している。


     

    ベルリン-東京 姉妹都市締結のワケは?

    ベルリン-東京を結びつけるもの、それは「都市の歴史」とりわけ「戦後復興・戦災復興」である。

    共同宣言のなかには以下のような言葉があった。

    東京とベルリン、この両都市は、長い歴史のなかで多くの困難を克服しながら発展し、今やそれぞれの国の首都として、また世界の中心的な都市として、さらに大きく飛躍していこうとしている。

    2014年の提携20周年に寄せて、当時の東京都副知事である秋山俊行氏はベルリン日独センター広報誌において以下のようなコメントを残した。

    ベルリン市と東京都は、戦後、廃墟の中から復興と発展を遂げてきたという共通の歩みを持った都市です。

    また、東京で行われた提携20周年を記念したイベント『BERLIN x TOKYO デザイン、アート、カルチャー展〜新しいアイディアが生まれるすきま〜 』では以下のような紹介が行われていた。

    ベルリンはアーティスト、音楽家、オルタナティブな生き方を求める人の「遊び場」となり、廃墟を最大限活かした独特の進化をしてきました。東京は商業、デザイン、テクノロジーにおいて世界を牽引する大都市と成長しました。

    これまで何度かブログでもお伝えしてきたように、ベルリンは度重なる革命と戦争による激しい破壊・更新 を繰り返してきた都市である。20世紀に5度の国家体制崩壊という政治基盤の破壊・更新をはじめ、戦争による市街地の破壊・更新も著しかった(1945年、最後のベルリン守備隊が赤軍に降伏した際にはベルリンの中心部の約3分の2が破壊され、住宅地は約40パーセントが居住不可能な状態となった) 。また、東京も関東大震災や第二次世界大戦により大きな損傷を受けた都市である。当時東京は「帝都」とされていたが、日本全体を牽引するような力はなく、人々は東京の街で路頭に迷っていた。

    ベルリンと東京、この両都市において、破壊や更新の連続はただ単にネガティブなものではなく、いわば細胞の再生のように都市を生まれ変わらせていった。都市における傷を癒やそうとする力はマイナスをゼロにするだけでなく、プラスにまで到達するのである。ベルリンでは、破壊と更新の中で生まれた廃墟が貧しいながらも安価で暮らしやすい環境や創造力を発揮できる広大な空地となった。東京では、焦土の地で区画整理という手法が取り入れられたことにより、狭小の木造密集市街地からゆったりとした道路や公園が生まれた。また、どちらの都市も悲惨な歴史や体験を乗り越えたからこそ、人間の力や人々のつながりを非常に大切にしている。誰もが安全に、自由に暮らせる空間。活発なコミュニケーションの風土が豊かな芸術・思想・文化・伝統を生み出した。

    グローバル化が成熟し、少し世界が内向きになりつつある今、共通の歩みを辿ってきたという文脈のなかで生まれた姉妹都市「ベルリンと東京」は時代の転換期のなかで同じ使命を背負っているのかもしれない。佐藤智子氏・吉永馨氏『問題解決型姉妹都市交流 ―仙台市とリバーサイド市の事例研究―』(総合政策 = Journal of policy studies 18(1), 1-16, 2016-11)によると、姉妹都市を通しての問題解決型交流の可能性を指摘している。戦争体験から平和の尊さを深く理解しているベルリンと東京だからこそ、姉妹都市の絆と協働のパワーは大きい。経済・文化・教育交流だけではなく、これからの世界に待ち受ける様々な問題を、両都市が先陣を切って解決することが求められているのではないだろうか。

    <セミナー情報>

    2月27日(火)19:00~「ライプツィヒ不動産セミナー」

    場所:株式会社ウィンドゲート

  • 【セミナー開催報告】~ベルリン・その街の魅力~人気ブロガーwasabiさんをお迎えしてのベルリン不動産セミナー

    【セミナー開催報告】~ベルリン・その街の魅力~人気ブロガーwasabiさんをお迎えしてのベルリン不動産セミナー

    開催概要

    セミナータイトル:~ベルリン・その街の魅力~人気ブロガーwasabiさんをお迎えしてのベルリン不動産セミナー

    日時:2018年1月10日 (水) 19:00-

    場所:株式会社ウィンドゲート (東京都渋谷区渋谷1-9-1)

    内容:

    第1部 wasabiさん講演『変わりゆくベルリンの最前線 スタートアップ・アート・食』

    第2部 ウィンドゲート講演『ベルリンの最新不動産情報』

    第3部 交流会

    ゲスト紹介:wasabiさん(HP: http://wsbi.net/

    ドイツ・ベルリン在住のフリーランサー、ブロガー、翻訳家、メディアディレクター。大学を卒業後、新卒のフリーランスとしてドイツへ渡る。TED×Youth@Kobe 2016登壇。海外フリーランス養成スクールの運営やドイツ進出・移住サポートを手がけるなど幅広く活躍されている。


    第1部 wasabiさん講演『変わりゆくベルリンの最前線 スタートアップ・アート・食』

    第1部ではwasabiさんの自己紹介から始まり、「人が集まるスタートアップ都市ベルリン」「なぜベルリンに人が集まるのか」「国際化していく食と文化」というトピックを中心に講演が行われました。

    なぜベルリンに人が集まるのか?

    日本で「ドイツ」というとバイエルン州を中心とした南部のイメージが強く、「ベルリンの魅力が伝わっていない」とwasabiさん。新規ビジネスのスタート数ドイツNo.1、若者に魅力的な都市世界No.2という人気を誇るベルリンの魅力について現地での生活の様子を踏まえながらお話しくださいました。市民権を持たない外国人は14.1%と国際化が進むベルリンですが、世界中から人が集まる理由としてwasabiさんは以下のような「ベルリンの人が集まるエコシステム」の存在について言及されていました。

    ①安い家賃と生活費

    ②スモールビジネスに対する政府からの支援

    ③ヨーロッパの真ん中という立地

    ④歴史的背景から来る多様性に対するオープンさ

    ⑤あらゆるビザ取得の可能性が開かれている

    ⑥音楽など、文化的ハブとしての機能

    ベルリン成長へのヒント

    wasabiさんは今後のベルリン成長へのヒントとして、「サービスクオリティの安定化」と「アイデアを伸ばす中心産業と利用者のパワー」を挙げられました。地方分権が進むドイツにおいて、ベルリンは首都ながらも歴史的背景などから中心産業がないという現状でした。だからこそ、ベルリンではスタートアップやベンチャービジネスを支援する風土が根付き、IT産業によって街を盛り上げていこうという動きが強まっています。現在ベルリンはまさにその発展段階に位置していますが、生まれたアイデアを育てていく利用者や資本がうまく循環していくことでサービスの安定化が加速すると思われます。現在ベルリンに存在するジレンマや「ちょっと惜しい」という状況はまさに今後の伸びしろで、まさに今手が届きそうなところ。ベルリンはより良い街になるのではないでしょうか。

    ベルリンの”ヒップ”な食とその特徴

    食の国際化も急速に進むベルリン、ベルリナーたちの胃袋と心をつかむ豊かな食に今後も注目が集まります。まずwasabiさんが指摘したのは、ベルリンのカフェシーン。日本でいう「純喫茶」のような空間からNYスタイルのようなお洒落でオープンな空間が増えているそうで、その自由さがベルリンの魅力となっているようです(これに対し、ドイツ南部ではカフェやレストランでパソコンを広げるとあまりいい顔をしないそう…)。カフェだけでなく、Kreuzberg地区にあるフードマーケット ”Markt Halle Neun”やLichtenberg地区にあるベトナムマーケット “Dong Xuan Center” などを例に挙げながら、ベルリンの多様な食と文化の発信地をいくつかご紹介くださいました。

    Markthalle Neun : https://markthalleneun.de/

    Dong Xuan Center: http://www.dongxuan-berlin.de/de

    なかでも注目すべきなのが、ベジタリアン・ビーガンフード。どのレストランやカフェでもほぼ”ベジオプション”があり、ベジタリアンやビーガンだけでなくヘルシー志向のベルリナー達に大人気だそうです。特に旧東ベルリン地域はいわばリベラル・反宗教的な風土が現在も残っており、これがベジオプションを根強く支えています。食の多様化・国際化が進むベルリンですが、ただ単に各国の料理がそのまま輸入されているのではなく、“ベルリン流”にアレンジが加えられることで多くの人々に受け入れられています。文化が適度にミックスされ、それでいて適度に個性を保ち続ける。その絶妙なバランスがベルリンの”ヒップ”な食のキーワードかもしれません。


    第2部  ウィンドゲート講演『ベルリンの最新不動産情報』

    第2部では、ベルリンの不動産シーンを取り巻く最新情報についてウィンドゲートより講演をさせていただきました。時代は欧州先進国における大都市の成熟を迎え、そこに畳み掛けるようにして起こったブレグジット。ロンドンに代わる都市として、ドイツにおける経済の中心地であるフランクフルト、低い法人税のアムステルダムなどが注目されています。ベルリンもその一都市として注目されており、その所以はここ最近のベルリンの急成長にあるようです。ベルリンは経済の5%がIT産業に端を発しており、IT都市の基盤を築き始めているのです。アメリカのシリコンバレーをもじった”Silicon Berlin”という言葉も生まれ、「次のFacebookはベルリンから生まれる」と予測する専門家もいます。

    なぜいまベルリンがこのような成長を遂げているのか?その謎はベルリンの歴史にあります。度重なる戦争が大きな影を落としているベルリンは、人口の増加・減少を何度も何度も経験しています。このような状況のなかで主要産業というものは確立されず、ベルリンはドイツの首都でありながらもハード・ソフトの両面において大きな”空白”を残した場所となっていたのです。しかしこの歴史の蓄積はベルリンを観光都市たらしめる大きな要因となりました。(日本人はバイエルン州などと言った南ドイツが好きで、ベルリンが観光都市だということはあまり知られていませんね。)この余白が伸びしろとなり、IT産業を核とした今日におけるベルリンの成長を形作っているのではないでしょうか。

    この大きな追い風を受け、ベルリンの不動産もどんどん魅力的なものになっています。もともと日本とは異なり地震といった災害リスクが極端に少ないヨーロッパでは、スクラップアンドビルドのカルチャーが薄く、年数の経った建物も高く評価されます。例えば、第二次世界大戦以前に石造り・レンガ造りで建てられた「アルトバウ」は非常に頑丈な造りでありながら細部まで洗練されたデザインが施されており、ベルリンの歴史を構成していると言えます。また、ベルリンの空室率はわずか2%ほど。自由都市ベルリンでの生活や挑戦を求め、世界中から日々移住者が殺到しているのです。そんな新しい「ベルリナー」たちを巻き込みながら、ベルリンの街は非常にダイナミックな建築ブームに突入しています。他にも高い利回り、減価償却を用いた節税効果など……今後のベルリン不動産はチャンスに溢れています。ご興味のある方は、ぜひウィンドゲートへご相談ください。


    ご来場くださったみなさん、wasabiさん、ありがとうございました!


    次回セミナーのお知らせ

    セミナータイトル:ライプツィヒ不動産 投資・移住セミナー 高利回り・高成長都市の魅力

    日時:2018年2月27日 (火) 19:00-20:30

    場所:株式会社ウィンドゲート (東京都渋谷区渋谷1-9-1)
    TEL:03-6418-6666

    講師:尾嵜豪 株式会社ウィンドゲート代表取締役

    明治大学政治経済学部卒業。大手ゼネコンでの勤務・経験を経て、エンターテイメント企業にて不動産売買・賃貸・管理・コンサルティングの総責任者として、すべてを取り仕切る。独立後、株式会社ウィンドゲートを設立し、代表取締役に就任。都心の一流不動産のアドバイザーとして、芸能人・プロスポーツ選手・企業経営者などの富裕層を主な対象とする、不動産投資コンサルティングが好評を博している。又、ドイツの不動産の第一人者として多くのセミナーやフェアに登壇している。著書に『先進国不動産投資の本命登場 ドイツ・ベルリン』などがある。公認不動産コンサルティングマスター、宅地建物取引士、ビル経営管理士、ファイナンシャルプランナー。

    内容:

    <「50,000€~のライプツィヒ不動産」の魅力・ウィンドゲート自社開催セミナー> 旧東ドイツの古都ライプツィヒ。アルトバウの重厚なつくりと歴史を感じる街並み。 高い利回りとキャピタルゲインが両立できるエリアの物件を紹介するセミナーです。 ヨーロッパ経済の盟主である先進国ドイツ。公信力があり安全な登記制度、高い断熱性能の建物や重厚で階高の高い内装の水準の高さ、勤勉な国民性、賃貸比率が高くとても低い空室率など 日本人が安心して購入できる不動産投資先といえます。いつもご紹介しているベルリンは高い成長性とキャピタルゲインは期待できますが平均的な利回りは3〜4%ですが、 ライプツィヒでは利回りが5~7%という高利回りの投資向け物件が多数あります。 – 空室の心配がほとんどない。- 建物の経年による価値下落リスクもない。 また、今後数期にわたって所得税を圧縮したい経営者や高額所得サラリーマンにもメリットの大きい投資が可能です。 – 築年数の古い石造りのアルトバウという物件が多く、7年間で減価償却を利用することが可能。 さらに、取得価格が600~1000万円程度と比較的低く、手軽に参入できます。

  • 2018年、ベルリンの街はどう変わるのか

    2018年、ベルリンの街はどう変わるのか

    未だ街全体が大きな工事現場のようなベルリン、なかでも2018年はベルリンの街が大きく更新されるようだ。Berliner Zeitung紙は1月2日付の記事で2018年におけるベルリンの動向についてこのような文章から始めている。”Berlin bleibt in Bewegung. (ベルリンは動き続けている)”

     

    U5 (地下鉄5番線)

    ベルリン中心部の北東エリアを走るU5は、ヒップな若者が集まるフリードリヒスハイン地区から旧東ベルリン時代の集合住宅が立ち並ぶマルツァーン・ヘラースドルフ地区を結ぶ重要な地下鉄路線だ。1日あたり約8万人を運んでいるこのU5は、2018.01.08 – 2018.04.01の期間集中工事に入る。U5のユーザーは代替の交通手段を探さねばならない。U5のなかでも比較的都心部を走るエリアでは一部代替輸送が用意されているが、都心側の終点であるAlexander Platz (アレクサンダープラッツ)への直接の代替輸送はなく、旧東ベルリンエリアの交通の混乱が予想される。先に述べたように、U5は観光客にも人気が高いFriedrichshain (フリードリヒスハイン)エリアを走る重要な路線であり、今後観光でベルリンを訪れる人にも注意が必要だ。

     

    ベルリンの「空」の行く末は?

    弊社ブログにおいても何度か取り上げたベルリン・ブランデンブルク新国際空港 (Flughafen Berlin Brandenburg)。当初の開港は2011年であったが、何度もスケジュールが延期となり、現在は2019年または2021年開港という予定が組まれているようだ。2018年オープンの可能性は極めて低いが、今年も新空港の建設と同時に、ベルリンにおける”空(そら)の事情”に大きな注目が集まる。2017年は破産申請をしていたエア・ベルリンが10月27日をもってすべてのフライトを終え、ベルリンの”航空史”にひとつ大きなピリオドが打たれた。現在ベルリンにおける最も大きな空の玄関口であり、ベルリン・ブランデンブルク新国際空港の開港に伴い閉鎖予定のテーゲル空港では、2008年より空港跡地の活用について議論がなされており、現在は”The Urban Tech Republic”というプロジェクトが立ち上がっている。「工業の強い国ドイツ」という時代のフェーズを終え、人口減少に伴い新たな産業での立て直しを図るドイツでは、ベルリンを中心にIT産業の集積を図ろうと試みている。テーゲル空港は他の空港と比較して都市の中心部に位置しており、利便性においては高い評価を得ていたが、その代わりとして騒音(離着陸に伴うジェット音)が大きな問題となっていた。今後空港という機能から官民学連携の「テック・イノベーションパーク」という機能に変わることで、ベルリンの比較的中心部に大きな伸びしろが生まれ、周辺地域の地価や家賃も上昇していくであろう。2017年9月19日付のZeit紙では、”Tegel wird nie mehr Tegel sein (テーゲルはこれ以上テーゲルではない)”とした記事を発表しており、新空港関連の話題と併行してテーゲル空港閉鎖後の新しいテーゲル、そしてベルリンの形が問われている。

     

    2017年9月19日付 Zeit紙 ”Tegel wird nie mehr Tegel sein”:

    http://www.zeit.de/mobilitaet/2017-09/volksentscheid-berlin-flughafen-tegel-luftverkehrsrecht

     

    2018年の「ベルリンらしさ」とは何か

    ベルリンは”arm, aber sexy (貧しいけどセクシー)”という言葉で表現されることが多い。これは2003年、当時の市長であったKlaus Wowereit氏の言葉で、現在でもベルリンとベルリナーにこの言葉の精神は脈々と受け継がれている。しかしながら、東西統一から四半世紀を越えた今、そしてこれからもベルリンは「貧乏だけどセクシー」でありつづけられるのだろうか?

    ヨーロッパの中心という好立地でありながら、他の先進都市よりも遅れて発達したベルリンは、戦争や迫害といった時代の大きな傷を負いながらも、その「後発性」を武器に独自の進化を遂げてきた。ドイツ国内における東西の格差が是正され、物価や家賃の低さが現在は魅力となり、ベルリンは今やドイツ国内だけでなく世界中から人を集める「マグネット都市」である。ベルリンの復興・発展とともにベルリナーたちの挑戦が常にあり、近年はスタートアップ・ベンチャービジネスのメッカ、そしてアート・音楽といった文化の集積地としても名が知られるようになった。

    「アメリカファースト」を掲げるトランプ大統領の就任、イギリスのEU離脱、世界各地で起こるテロなどを背景に、2017年は世界の”内向き化”が大きく進行した年だったように思う。このような状況のなか、2018年は多文化共生の街ベルリンの「今後の生き抜き方」が強く問われているのではないだろうか。新しい挑戦があふれるベルリンは、多くの人が移住すると同時に多くの人が去っていく街でもある。今後は地価の上昇やライフスタイルの変化によって、これまで”貧乏でセクシー”とされていた魅力が損なわれるかもしれない。2018年のベルリン像は、世界情勢におけるベルリンの立ち位置やベルリナーたちの人生設計など様々な要素を含んだ絶妙なバランスのなかで抽出されていくのではないだろうか。

     

  • 短期か、長期か、それともウィークリー賃貸?・・・ベルリン不動産の最新活用法

    短期か、長期か、それともウィークリー賃貸?・・・ベルリン不動産の最新活用法

    ベルリン不動産に投資した後の活用法は主に3つ

    〈長期賃貸〉
    賃貸期間が一年以上の長期賃貸タイプです。一度テナントが決まれば、その後は特に問題がない限り手間がかからず、安定した賃料収益が得られるのが長所です。テナント募集の労力や費用も最小限に抑えられます。一方、賃料は短期賃貸ほど高く設定できません。また、長期になればなるほどテナントの権利が強くなるため、例えば退去の要求などの交渉が難しくなる面もあります。

    〈短期賃貸〉
    長期賃貸に比べ、賃料を高めに設定することができます。そのため、インカムゲインが良くなるのが長所です。また、夏の一ヶ月間は自分で住むなど、フレキシブルな使い方もできます。マイナス点は、テナントの出入りが頻繁になるため、テナント募集専門会社*に依頼する費用がかかることです。空室リスクを抑えるためには、短期賃貸に向いているエリア、また物件の種類をよく検討し、判断することが大切です。
    *短期賃貸専門の賃貸募集会社にテナント募集を依頼することが必須です

    〈観光客向けウィークリー〉
    現在世界中で活況を呈している民泊用賃貸ですが、ベルリンでは今年2016年5月1日より新しい条例が施行され、ごく一部の例外を除き、物件の50%以上のスペースを民泊用に貸し出すことが禁止されました。そのため、投資目的のお客様には、このタイプの活用方法はお勧めしていません。

    「短期賃貸」は専門のエキスパートを活用するのが必須

    短期で賃貸を行う際、どういったテナントが理想的でしょうか。また、ベルリンには、どのようなニーズが潜在しているのでしょうか。

    〈大企業の役員・従業員〉
    本社がベルリン以外の都市にあり、数ヶ月~半年といった期間、仕事でベルリンに短期間滞在するビジネスマン等の賃貸需要が存在します。この場合、賃貸契約の相手が企業となります。ベルリン以外の都市の賃料に慣れている大手企業は、ベルリンの水準からは高めの賃料設定にも寛容です。

    〈政治家〉
    ドイツの首都であるベルリンには、ドイツ各地から政治家が集まります。家具付きの高級物件が、こういったテナントの滞在に適しています。

    〈映画関係者・クリエーターやアーティスト〉
    世界最古、ヨーロッパ最大規模の映画製作スタジオがベルリン郊外に存在していることはご存知でしょうか?バーベルズベルク・スタジオと呼ばれるこの映画製作スタジオでは、例えば2008年公開の『ワルキューレ』など有名な作品が数多く撮影されています。当時、主演トム・クルーズはスタジオ近隣に滞在していました。ベルリンでは、映画撮影・制作や広告プロジェクトが数多く進行しており、それに伴う関係者達の滞在先需要は増加しています。

    このような理想的なテナントを見つけ、短期賃貸を効率良く進めるためには、短期賃貸専門のエキスパートが在籍する賃貸会社を利用することが必須です。こういった会社には、特別なニーズを持つ大手会社などのネットワークを持っているからです。

    中心地と郊外にある「理想的なエリア」の例

    理想的なエリアには2種類あります。市内のトップロケーション(中心地)、また、郊外の高級エリアと呼ばれる地域です。

    〈市内トップロケーション例〉
    ● フリードリッヒ通り(中心部)
    ● モンビジュ公園周辺(中心部)
    ● ハーケッシャーマルクト駅周辺(中心部)
    ● ベルクマン・キーツ周辺(東部)
    ● ポツダマープラッツ駅周辺(中心部)
    ● クーダム・エリア周辺(西部)

    〈郊外の高級エリア例〉
    ● ハーヴェル川周辺(北西部)
    ● ヴァンゼー(湖)周辺(南西部)
    ● ポツダム(南西部)

  • Happy New Year 2018!!

    Happy New Year 2018!!

    あけましておめでとうございます!!
    本年もよろしくお願いいたします!

    ウィンドゲート及びウィンドゲート・ジャーマニースタッフは引き続きドイツの魅力的な物件のご紹介ならびに、ドイツへの企業進出、文化交流のサポートなど、2018年もしっかりと進めていきます。

    どうぞ、本年もよろしくお願いいたします。

    尾嵜豪 Benjamin Gross Yoko Gross 山本清香 和田桃乃

    <新春セミナー情報>
    ベルリン・その街の魅力
    ~人気ブロガーwasabiさんをお迎えしてのセミナー~
    ・2018年1月10日(水)19:00~

  • 年末年始の営業につきまして

    年末年始の営業につきまして

    いつも大変お世話になっております。
    師走の候、何かとご多忙の日々をお過ごしのことと存じます。
    さて、誠に勝手ながら弊社では、下記の期間を年末年始休業日とさせて頂きます。

    ———————–
    WINDGATE Inc. (Tokyo)
    ■年末年始休業日
    12/28(木) ~ 1/4(木)
    1/5(金)午後〜通常営業させて頂きます。

    WINDGATE GERMANY (Berlin)
    ■年末年始休業日
    12/23(土) ~ 1/3(水)
    1/4(木)〜通常営業させて頂きます。
    ———————–
    今年も大変お世話になりました。
    皆様、良いお年をお迎えください。
    来年2018年もさらなるサービスの向上を図るよう、
    誠心誠意努力する所存ですので、より一層のご支援を賜りますよう、
    心よりお願い申し上げます。
    株式会社ウィンドゲート
    代表取締役 尾嵜豪

  • 駅名からたどるベルリンの歴史の足跡

    駅名からたどるベルリンの歴史の足跡

    1. ベルリンの交通はBVG (Berliner Verkehrsbetriebe: ベルリン交通局)とDeutsche Bahn(ドイツ鉄道)による電車・バス・トラム・船で支えられている。中でも電車はSバーン(ドイツ鉄道による運営)とUバーン(ベルリン交通局による運営)がベルリン中を隅々まで網羅しており、住民や観光客の重要な移動手段となっている。ベルリンを訪れたことのある人はこの路線図を一度は見たことがあるだろう。今回はベルリンの駅名からの都市の成り立ちや拡大などといった「歴史の足跡」を探ってみたいと思う。

    まずは基本事項から

    駅名を読んでいくうえで、まずは地名や駅名を構成するドイツ語の基本単語をおさえておきたい。

    ベルリンでの駅名のつけ方はバラエティに富んでいるが、このような単語を基本とした一定のルールを理解すればベルリンの街の成り立ちや大まかなイメージをつかむことができる。「門 (Tor) 」や「広場(Platz)」といったヨーロッパならではの都市の機能は頻繁に駅名に用いられるが、これはこのような都市機能が元来人の交流・交差の場であり、そこに駅が建設されるという流れがあるからであろう。

    ベルリンの「端」をなぞる

    ベルリンで「門 (Tor) 」のつく駅名をなぞってみると、昔のベルリンの端が見えてくる。

    観光地としても有名なブランデンブルク門(Brandenburger Tor)もそのひとつである。現在も名前の通り「門」が残っているのはここだけだが、ここはかつてブランデンブルク地方への出入り口であったために、このような名前が付けられた。同じようなプロセスで「広場 (platz)」も名前がつくケースが多い。ブランデンブルク門にほど近いPotsdamer Platz(ポツダム広場)も、隣の街であるポツダムへの出入り口であった。現在Torのつく駅はどこもベルリンのメインエリアに位置しており、ベルリンが徐々に拡大してきたことが分かる。


    大通りは旧東エリアが多い?

    大通り (Allee)と名がつく駅名をチェックしていくと、そのほとんどが東エリアにあることが分かった。これには旧東ベルリンの都市計画と何か関係があるのだろうか?

    ①Lindauer Allee (U8) ②Schönhauser Allee (Ring) ③Prenzlauer Allee (Ring) ④Mehrower Allee (S7) ⑤Landsberger Allee (Ring) ⑥Frankfurter Allee (U5, Ring) ⑦Sonnenallee (Ring) ⑧Grenzallee (U7) ⑨Blaschkoallee (U7) ⑩Parchimer Allee (U7) ⑪Lipschitzallee (U7) ⑫Wutzkyallee (U7) ⑬Podbielskiallee (U3)

     

    東ベルリンの都市復興計画では、当時ソ連で独裁を敷いていたスターリンによる社会主義リアリズムに端を欲したモニュメンタリンズムを基軸に、西側諸国に対する「勝利」を表現した壮大な建築物やその装飾デザインが提案された。復興計画の目玉として、東ドイツ政府はナチスによる一極集中型都市像を彷彿とさせるスターリン通り(Stalinalle)を建設した。この通り沿いは高層の住宅や商業施設・公共施設などが隙間なく建設され、ファサードは古典主義的デザインで飾られた。 スターリンの死後はスターリン批判の影響を鑑みて、東半分をフランクフルト通り(Frankfurter Allee)、西半分をカール・マルクス通り(Karl Marxalle)と改名された。このように、東ベルリンの歴史と”Allee”には何らかの関係があると考えられるが、すべてのAlleeがこれに準ずる訳でもない。


    ベルリンの多文化共生は駅名にも現れている?

    様々な国や地域から移民・移住者が殺到し、多様な文化が生み出されるベルリン、駅名も外国にルーツのあるものが存在する。

    ①Mexikoplatz (メキシコ広場駅: S1)②Französische Straße (フランス通り: U6) ③Schwartzkopfstraße (黒頭(黒髪)通り: U6)

    ②のFranzösische Straße は15世紀から16世紀にかけて行われたベルリンの市街地拡大に合わせ流入したフランスからの移民に起因する。1685年、フランスのルイ14世がカルヴァン派の新教徒の保護を約束していたナント勅令を廃止し、多くの新教徒たちが路頭に迷っていたところに、城塞の建設を決定した大選帝侯フリードリヒ・ヴィルヘルムが同年にポツダム勅令を発令し、新教徒たちの受け入れを始めた。フランスから逃れてきた彼らはユグノーと呼ばれ、約2万人がブランデンブルク地方へ、そのうち約6千人がベルリンへ落ち着いた。当時のベルリンの人口が約1万6千人であったので、移民流入後は人口の約4分の1がユグノーとなり、この変化は都市拡大計画や生え抜きのベルリン市民らに多大な影響を与えたのである。このような時代背景が現在も駅名に残されている。

    度重なる破壊と更新を繰り返してきたベルリン、その歴史は味わい深い都市の深みとなり街のあちこちに現れている。駅名もそのひとつとして注意深く見てみると、まだ知らないベルリンの姿が見えるかもしれない。

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    ベルリン・その街の魅力
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  • Merry X’mas from Germany

    Merry X’mas from Germany

     

    Merry Christmas!!

    ドイツではクリスマスはとても華やかになります。

    ドイツ語で「Weihnachtsmarkt(ヴァイナハツ・マルクト)」と呼ばれるクリスマスマーケットは、11月下旬からクリスマスまで毎日盛大に行われます。
    大きなクリスマスマーケットでは、広場の中心にクリスマスタワーという大きな仮設の塔が置かれ、その周囲には日本の縁日のように出店が並び、簡単な食事や土産物が売られています。

     

    ■ベルリンでお薦めしたいクリスマスマーケット3選

    ドイツのほぼ全都市で開催されているクリスマスマーケット。その魅力で多くの人を楽しませています。
    中でもベルリンは、少し歩けばすぐ次クリスマスマーケットが見つけられるほど、本当にたくさんのクリスマスマーケットが街中に存在しています。数あるマーケットの中から現地スタッフが特にお勧めしたいクリスマスマーケットをご紹介します。

     

    ■ムードいっぱいの「ジャンダルメン広場」

    ドラマチックにライトアップされた会場内には、特設ステージが組まれ演奏や合唱など本場のロマンティックなムードいっぱいに過ごせるジャンダルメン広場のクリスマスマーケット。
    日中もいいですが、日の落ちた夕方以降に訪れれば一気にその雰囲気に魅了されるでしょう。

    ■一度で二度楽しい「アレキサンダープラッツ」

     

     

     

    ここの特徴は、なんと言っても「遊園地とクリスマスマーケット」両方楽しめること。観覧車やメリーゴーランド、ジェットコースターなど大掛かりな移動式遊園地がクリスマスマーケット内に併設され、大変な賑わいとなっています。わいわい楽しみたい方にお薦めです。

     

    ■エレガントに楽しむ「シャルロッテンブルク宮殿」

    宮殿の敷地内で楽しむクリスマスマーケットはとても優雅な雰囲気の中で楽しめます。手作りの雑貨などを取りそろえる商店、スパイスのきいたクリスマス定番のお菓子「レープクーヘン」等様々なお店が並びます。夜が長く、天候も悪いクリスマスシーズンに寒空の下でいただくホットワインは格別ですが、ここでは暖を取りながらゆっくりできる室内レストランもあり、エレガントな時間を過ごすことが出来ます。

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  • ベルリン不動産の売り時は?

    ベルリン不動産の売り時は?

    ベストな売却のタイミングは?

    ベルリン不動産は地価の上昇局面にあり、キャピタル・ゲインを得ることが主目的であることを考えると、ある程度の期間保有してから出口戦略を描くことが大事になる。
    一つ目のポイントとして、日本に居住する個人の場合は、譲渡益にかかる税金額が変わるタイミングの5年超である。
    ドイツの不動産であっても5年超に当てはまる場合は、日本の税制が適用されるのだ。不動産を売却した時の譲渡税は「利益」部分にかかる。すなわち「売った値段から買った値段(取得費)を引いた額」に対してかかるのだ。また、仲介手数料や司法書士費用などの「譲渡費用」も差し引くことができる。
    所有期間5年以下で売却した場合、税率は39パーセント(所得税30パーセント、住民税9パーセント)という税率が課せられる。尚、「所有期間」とは、「その年の1月1日時点での」所有期間である。
    所有期間5年超での譲渡に対しては、税率は20パーセント(所得税15パーセント、住民税5パーセント)になる。そこまでは少なくとも所有したいものである。2番目のポイントとしては7年である。これは築38年以上の中古のアルトバウを買っていれば重要である。減価償却期間が7年であるために、しっかりと償却メリットをとることができる。

    3番目のポイントとしては10年である。ドイツでは所有期間が10年を超えると不動産譲渡税が非課税になる。日本の居住者としては、外国税額控除で戻ってくるので本来気にしなくてよいのだが、場合によっては全額が控除で戻らない可能性があるので、10年長所有するのは安全だろう。

    繰り延べられた税金が、利益に対して最後にかかる可能性があるので、新たな不動産を購入するなど対策するのもありだろう。

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  • .減価償却及び中古不動産に関する日本とドイツの違い

    .減価償却及び中古不動産に関する日本とドイツの違い

    (1)ドイツは建物と土地を分けない
    ドイツの不動産は日本とは異なり、「建物」と「土地」を明確に分類せず、また、土地よりも
    建物が高く評価されることが一般的である。そうした特性によって得られる効果について見ていきたい。

    (2)不動産の減価償却の考え
    日本では不動産は「建物」と「土地」に分けられている。
    建物部分は、時間の経過などにより価値が減っていくので、「減価償却資産」と呼ばれる。一方、土地には減価償却はない。
    ところが、ドイツの不動産は、建物と土地に分けるという概念がない。購入した物件の「建物価格」と「土地価格」を明確にするのは容易ではない。

     

    (3)ドイツの路線価〝Bodenrichtwert〟
    では、どのように計算をするかというと、〝Bodenrichtwert〟という名称の、ドイツ版の路線価がわかるものを利用する方法が一般的である。インターネットで参照することができ、誰でも閲覧可能である。
    そこには各エリアの道路ごとに平方メートルあたりの単価が記載されているので、日本で行われているように、面積を乗じていくことで計算が可能となる。

    (4)区分所有の計算方法
    マンションなど、土地が共有持分になっている場合でも、日本の路線価計算の方法を参考に考えるのが基本である。

    考え方
    ●自分の土地の持分価格
    =建物の土地価格(ドイツの路線価〝Bodenrichtwert〟×土地の面積)
    ×(区分の専有面積/マンションの延べ床面積)
    ※注:土地の価格が計算できれば、不動産価格から土地価格を控除したものが建物価格となる。

    (5)ベルリン不動産の減価償却の魅力
    減価償却による税の繰り延べ効果の面で、ベルリン不動産の魅力は、建物:土地の価格の比率が、平均で7:3と言われるほど、建物価格が高いところにある。歴史を積み重ねた重厚な建物がそうさせている。

    (6)ドイツ中古不動産マーケットの充実
    さらに、ドイツの中古不動産市場が非常に活発であることも重要だ。日本では新築物件に高い価値を置かれ、中古物件は急速に価値が下がっていくのが一般的だ。しかしドイツでは築50年、築100年の建物であっても高い価値を維持しており、中古物件の方が新築物件より高値で取引されることもよくある。