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ベルリン東駅周辺の再開発プロジェクトが熱い

ベルリンの人気スポットといえばイーストサイド・ギャラリー(『ベルリンの壁』の一部に壁画が描かれているので有名)。そこから徒歩10分にあるリング(環状線)にあるベルリン東駅が現在、新時代を担う産業エリアとして大きな注目を集めています。

ベルリン中央駅開業後、ベルリン東駅は賑わいが薄れてきていました。

(左)ベルリン東駅の外観 (右)ベルリン東駅の構内

最近、ベルリン東駅を中心とする大々的な開発が盛んになってきています。
街の中心で暮らしたい人々のニーズが増加してきています。

2008年、ベルリン東駅旧操車場の中心域に、巨大なイベント・アリーナが完成しました。完成当時『O2アリーナ』と呼ばれていたこの施設は、2015年に『Mercedes-Benz-Arena』と改名され、現在年間を通じて約150ものスポーツ競技会や、世界的に有名な歌手のコンサートなどが開催されています。

この施設は、アメリカ合衆国に拠点を持つアンシュッツ・エンターテイメントグループが、このエリアを現代的でメトロポリタンなエリアにしようと、計画されたものです。

さらに巨額な投資で、ベルリン東駅周辺を、都心部の一大エンターテイメントエリアへ変貌させるべく計画が進められています。

 

 

ドイツ最大手のメルセデスがその営業センターを開業したことで、その他の企業も続々とこのエリアへ進出しています。

また、大きなホテルと多数のオフィスが入った商業ビルが既に完成し、そのすぐ近く、“これぞベルリン”的な雰囲気で有名なワルシャワ橋のふもとに、大型ショッピングセンターEast Side Mallの建設が開始されました。

延べ面積25,000平米の建物内には、100以上のカフェやレストラン、小売店や娯楽施設が入ります。2018年の開業を目指して進められるこのモールを基点に、20,000人もの雇用創出が予想されており、ベルリン現市長も、このエリアの将来的な雇用数に言及するほど注目度が高まっています。

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